06/27更新 ブラジルW杯1次リーグ 日本代表と本田の戦い

06/27更新 ブラジルW杯1次リーグ 日本代表と本田の戦い

ブラジルW杯 1次リーグ日本代表と本田の戦い

SCROLL DOWN

強烈先制ゴール 後半に逆転許す

2014年6月14日(日本時間6月15日) 第1戦

日本1

コートジボワール2

1次リーグ初戦で日本のサッカー史に名を刻んだ。
強豪コートジボワールを相手に前半16分に左足で強烈な先制ゴール。
前回大会と同じ、誕生日翌日の先制弾だった。

日本人初のW杯2大会連続得点者となり、W杯での通算得点も3に伸ばし単独トップに立った。
相手ベンチの世界的FWドログバらも、あきれて拍手するほどの弾道だった。

しかし、後半に連続失点し逆転負け。
「全員がもう一度気を引き締めて自分たちのサッカーをすることで、もっとチャンスをつくることができる」と前を向いた。

雨中のスコアレスドロー MVP選出

2014年6月19日(日本時間6月20日) 第2戦

日本0

ギリシャ0

ギリシャ相手の第2戦では、雨に打たれ崖っぷちに立たされた。
前半で退場者を出し10人になった相手の堅守を崩せない。
数的優位に立ちながら、どうしてもゴールが決まらずスコアレスドロー。
勝ち点1こそ手にしたが、自力で決勝トーナメントに進む可能性はなくなった。

ヒーロー不在の試合で、MVPに選出された。
会見では「自分たちに必要なのは、とにかくコロンビア戦、勝ち点3を目指して戦いにいくことだけ。
応援してくれているファンのためにも何とか勝ち点3を取りたい思いでいます」。
奇跡的な逆転突破へ、1次リーグ最終戦を見すえた。

岡崎同点弾をアシスト 奇跡は起こせず

2014年6月24日(日本時間6月25日) 第3戦

日本1

コロンビア4

奇跡の決勝トーナメント進出を信じ、コロンビアとの1次リーグ最終戦に臨んだ。
突破は、勝った上でギリシャ―コートジボワール戦の結果次第という苦しい状況だった。

前半ロスタイムにFW岡崎の同点弾をアシスト。
奇跡への流れを引き寄せたかにみえたが、後半に一挙3失点。
力の差そのままの完敗に試合後はピッチをさまよった。
結局1勝もできず、同組最下位で敗退。
「非常にみじめですけど、これが現実なんで。優勝とか言ってこの結果。口だけで終わってしまって非常に残念」と自らを責めた。

日本代表という船にまた皆さんが乗ってもらえる日を信じてやるしかない

「W杯優勝」など大きなことを言ってきた。
だから、未勝利に終わったブラジルで厳しい現実を突き付けられた。
それを誰より自覚していた。

世に出た言葉は現実とはかけ離れていた。
結果により、そうなってしまった。
ただ、こうやって生きてきた。
姿勢を変えるつもりはない。

4年後、ロシアでのW杯に向け「日々精進でひとつひとつ結果を積み重ねることでまた皆さんが、日本代表、日本のサッカーという船に乗ってもらえる日が来ることを信じてやるしかない」。 再び舵(かじ)を取る日は来るのだろうか。

TOP PAGE